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アデノウイルスというウイルスによっておこる結膜炎です。充血、流涙、異物感などの症状をおこします。潜伏期間といって、実際に感染してから症状がでるまでに1週間から10日間あり、その間はまったく症状がありませんので、その間に他の人と同じタオルで顔を拭くなどの間接的な接触によってうつってしまう可能性があります。感染者が手で目をこすった後に、電車のつり革やエレベーターのボタンなどに触れると、そこにウイルスが残存し、それに触れたひとがその手で目をこすったりしても感染してしまいます。非常に感染力が強いので注意が必要です。症状が出現してから約1週間で回復してきますが、重症な場合は数週間かかる場合もあります。ほとんどのケースで視機能に影響を残さずに治癒しますが、ごくまれに角膜に点状の混濁を生じて視力が低下したままになってしまうことがあります。治療にはステロイド剤の点眼と抗生物質の点眼を使用します。感染してしまった人も、近くに感染者がいる場合も、とにかく手洗いを敢行し、目に触れないことがとても重要です。 |
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アデノウイルスの感染によっておこります。プールで感染することがあり、プール熱と呼ばれることもあります。結膜炎の程度は流行性角結膜炎より軽いことが多いのですが、のどの痛みや発熱など風邪の症状をひきおこします。 |