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アレルギー・ドライアイ

花粉症

image花粉が原因になって生じるアレルギー症状を総称して花粉症と呼んでいます。花粉のなかでも、特にスギ花粉に対するアレルギーが最も多く、日本人の10%以上がスギ花粉症を持つとも言われています。スギ花粉は天候や温度の影響を受けますが、関東地方では2月から4月がそのピークとなります。 スギ以外にもイネ科やキク科の植物が夏から秋にかけて花粉を飛散させています。
花粉飛散時期一覧

花粉症のメカニズム

アレルゲン(抗原)となる花粉に何年も接触していることにより、体内で花粉に対する抗体が産生されるようになります。作られた抗体が体内で肥満細胞と結合し、抗原が再び入ってくると、これに反応して肥満細胞から炎症を引き起こすヒスタミンなどの物質が放出されます。これらの起炎物質が眼や鼻の粘膜に作用して花粉症を引き起こします。
メカニズム説明図

花粉症の治療

花粉症の眼症状に対しては、点眼薬を使用します。点眼薬は抗アレルギー薬としてヒスタミン拮抗薬とメディエーター遊離抑制薬があります。ヒスタミン拮抗薬はヒスタミンの作用を直接ブロックするので即効性がありますが、予防効果はないので症状がないときは使用し続ける必要はありません。ヒスタミン拮抗薬は眠気などの副作用がありましたが、最近の第2世代ヒスタミン拮抗薬は、このような副作用が改善されています。一方、メディエーター遊離抑制薬は予防効果に優れるので、毎年きまった時期に花粉症の症状が出るひとは、あらかじめその時期の2−3週間前よりメディエーター遊離抑制薬を開始しておくと症状の軽減に役立ちます。
さらに症状が強い場合は、ステロイド剤の点眼を用います。ステロイド点眼は非常に効果的ですが、副作用もありますので医師の指示に従って使用することが重要です。特に漫然と長期にわたって使用しないようにしましょう。

 
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