加藤眼科

診療内容

専門外来は予約制のためお電話にてご予約ください
03-6415-3190

緑内障外来
最近の疫学調査によって、40歳以上の日本人の17人にひとりは緑内障であるという結果が明らかにされました。一方で緑内障の患者さんのうち約8割が治療を受けていないというのが現状です。これは、初期の緑内障では自覚症状がまったく無いために緑内障になっても気が付かないこと、また日本人では正常眼圧緑内障が多いために、人間ドックなどで眼圧のみのスクリーニングからもれてしまっている可能性が考えられます。
緑内障は日本人の中途失明の主要な原因のひとつであり、早期発見早期治療によって悪化を防ぐことができますので、40歳を過ぎたら一度は眼科検診を受けられることをお勧めします。当院では最新の緑内障検査機器を用いて確実な診断と治療を行っています。
糖尿病外来
糖尿病網膜症は早期に発見し、早期に治療を開始し、きちんと血糖値をコントロールしていけば、失明してしまうことはありません。しかし、初期の糖尿病では自覚症状がほとんど無いために治療を怠りがちになります。高血糖状態が続くと網膜症は確実に徐々に進行してしまいます。現在日本における中途失明の原因疾患の第一位は糖尿病網膜症です。
糖尿病網膜症の治療としては網膜症の進行のレベルにかかわらず、血糖値のコントロールは常に重要です。また、単純網膜症や出血に対しては、対処療法的に血管強化剤などの内服薬を使用する場合があります。さらに進行した場合はレーザー治療(網膜光凝固)を行います。
眼精疲労外来
眼精疲労(つかれ目)は、さまざまな要因によって引き起こされます。眼精疲労の症状としてはかすみ目や目の疲ればかりでなく、頭痛、肩こり、倦怠感、めまい、吐き気などの全身症状を示すこともしばしばあります。これらの症状を放置するとイライラや労働意欲の低下などの精神症状にまで発展してしまいます。眼精疲労は眼科的要因だけでなく労働環境や全身的、心因的要因など、さまざまな要因が複合的に絡み合って発症していますが、これらのひとつひとつを詳細に検討し治療方針を考える必要があります。
ドライアイ外来
ドライアイの症状は目の乾燥感ばかりでなく、充血、痛み、目の不快感、あるいは目の疲れなどとして現れます。近年、パソコンの普及やコンピュータ作業の増加などにともなってドライアイの患者さんは著しく増加しています。初期治療は点眼薬の使用が基本になりますが、最近になりいくつかの新しい点眼薬が開発されました。症状や重症度によって使い分けていますので医師にご相談ください。
点眼のみでは症状が改善しない場合は、涙の出口を小さなプラグで閉鎖する涙点プラグという治療法をお勧めしています。涙点プラグは簡単な処置で痛みもなく、副作用もないため、点眼だけでは充分な効果がでないケースでは、良い適応になります。

専門外来は予約制のためお電話にてご予約ください
03-6415-3190